パン作りと血液型

正月休みにホームベーカリーを買いました。嫁さんのリクエストもあったのですが、パンが意外に高いということもあって。安ければ100円で食パン一袋買えるってだけで、日本がいい国に思えたりします。で、ホームベーカリーには昨日の夜に材料を投入、今日の朝出来上がる予定にタイマー予約しました。嫁さんが英語の取説に苦い顔をしていたので、僕がやってみることになりました。

材料を揃える

僕がやってみることに、と偉そうに書いてみたものの、材料調達はすべて嫁さん任せです。
マニュアル大好き人間の僕としては、取説通りの材料と粉を揃えて量もきっちりと量って作りたかったのですが、嫁さんがスキムミルクの代わりにバターミルクを買ってきたところから雲行きが怪しくなりました。そもそもバターミルクって何?

バターミルクを使った食パンのレシピをcookpadで探して大体の分量を推測しようと思っていたのですが、嫁さんの「適当でいいのよ適当で」というコメントに流されて、心の目でバターミルクに「スキムミルク」というふりがなを振ることにしました。

こういうときに嫁さんはB型だなあと思うわけです。うちの母親(B型)も同じようなところがあって、学生の頃に一人暮らしを始めた頃料理を教えてもらおうかと思ったのですが、すべての分量が「適当で」だったので断念したのを思い出しました。

分量を量る

分量を量る間も、箸ですり切り一杯の分量を取ろうとする僕と、「適当でいいのよ適当で」という嫁さん。僕も途中から面倒になって、計量が適当になりました(それでも嫁さん的には適当ではなかったみたいですが)。と思った矢先に、「バター入れるねー」と嫁さんがスプーンで適当にとったバターをポトリ。上手くパンが焼けなかったら、分量をきちんと量らないからだよーと、後で主張しようと思いました。

おそらく本当にA型っぽい人なら何を言われても自分を通す気がしますが、ここら辺でB型っぽくなあなあになるのは、きっと僕がAB型だから、なのかもしれません。

完成

で、今日の朝、パンが焼ける15分前に起床。既に家の中がパンの焼ける匂いになっていました。いやいや、あんな適当な計量で上手くできないはず…と思っていたら、焼き上がりのアラームが。フタを開けたら…あ、なんか焼けてる。

容器から取り出したら…あ、なんかちゃんとしたパンになってるな…。

実食

切って食べたら…あ、おいしい。


というわけで、適当な計量でもパンは意外に美味しく焼ける(市販のものよりはちょっと重量感がありますが)ということが分かりました。「適当でいいのよ」の勝利は、ちょっと悔しいですが。

ああ、こんな文章書くと「私がすっごい適当な人みたいじゃない」と嫁さんに言われることが目に見えてます…。しばらく更新が途絶えたら家庭の事情とご判断ください。