言葉のチカラ

もうすぐホワイトデーだ。

今日、走り終わってからぐだぐだとテレビを見てたんですが、
そこでやってたのが「ホワイトデーに欲しいブランドバッグは?」というもの。
正直、女性モノのブランドには興味はないけれど、そのお値段が10〜20万。
それって給料1ヶ月分じゃないか。
求める女性がいれば与える男性もいるんだろう、
世の中、あるところにはお金ってあるんだよなぁ、と思う。

そもそもブランドもの、というのがあまり好きではない。
例えばヴィトンのカバンなんて、世の中にあふれてるのに、
そんなもの貰って何がうれしいの?って思う。
みんなと同じがそんなにいいのかなぁ、と思う。
それに20万?ありえないと思うんだけどなぁ。女心は分からない。

とある保険のCMで

『お金で愛情をあがなうことはできません。
けれどお金に愛情をこめることはできます、
生命をふきこむことはできます。

愛する人のために、
お金が使われるのなら。』

なんてのがあるけれども、やっぱり保険とカバンとじゃ違う。
そもそもカバンじゃ保険にはならない。


というわけで、彼女さんへのお返しをどうしようか軽く困っているわけです。
そうだ、気持ちだけ、言葉で伝えよう。
「ありがとう。でもお金で愛情をあがなうことはできないんだ。」って。
そしたらきっと、「でも、お金に愛情をこめることはできるでしょ?」って言われるんだろうな。

こういうことを考えると、言葉は、感情的で、残酷で、時に無力だ、と思うな。
言葉のチカラを信じるかどうかは、信じてもらえる言葉を使うところから始まるのかな。